1章 親友含める三角関係

あなたの笑顔は輝いていました。

私よりずっと、ずっと。

あなたの光輝く笑顔によって私はあなたに惹かれていきました。

明るいあなたを見ていると私を輝かせてくれました。

「おっはよ~♪美亜。」親友の中川真理だ。

真理は身長が高くてモデル並みに整った顔。

学年一といえるほどモテる女の子だ。

だから、男子からはモッテモテ。女子からはすごく嫉妬されている。

「おはよ~。真理~。」私の名前は花園美亜。

身長は前から数えた方が早くて顔は中。勉強は自分で言うのもあれだけど成績優秀の優等生。

学校では明るいふりをしているけど、実は、そこまで明るくない。

あの人に出会うまでは・・・。

そして親友の真理と私は同じ人が好きなの・・・。

えぇええぇ~~~~。って感じだったの。。。

真理も私と同じであの人の笑顔に惹かれたんだって!

もちろん、最初は戸惑ったよ・・・。

でも、正々堂々と勝負しようじゃないかってなって・・・。

でも、親友は親友。だから恋愛以外はすっごく仲の良い親友。

でも、恋愛は別。ドロッドロで女の嫉妬に満ち溢れている。

その彼とは・・・???

「おはよ~。美亜と真理。今日も仲いいな~。」

どきっ!もう心臓が限界~~~~~!!

「おはっよ~♪奏多くん。」

「お、お、、おはよー。奏多くん。」

やばい。。。笑顔にやられて失神しそう・・・

彼の名前は夏目奏多くん。スポーツ万能で学年一のモテ男。

ショックなのは真理と奏多くんが美男美女すぎてみんなに「お似合い~!」って言われるところ・・・。

でも、私は負けないもんっっっ!!

なに??三角関係??やってやろうじゃんよ~。心の中では自信に満ち溢れている自分。。。

これが、普通の性格だったらいいのにな~。

「じゃ、俺朝練だからまた後でな!」

「「頑張ってね~~~~」」見事にかぶる私と真理の声。

ふぅ。。。まだまだ、三角関係は続きそうだ。。。