「次…いつ会えるの?」 「そうだな…リツが俺のことを心のどこかに置いててくれたら、いつかあえるかもな」 いつか…そっか。 いつか、会えるんだ。 「…忘れないよ、絶対…“ コウ ”」 無意識に、出てきた言葉。 コウ…そうか、これが彼の名前だ。