―翌日―

今日は、真由が誰かと約束したあの日だ。

あの日の言葉たちがどんどん頭の中で並んでいく。


『・・・。はいっ♪じゃあ・・・。その日で、はいっ!!来週の水曜日の18:00ですね!!はいっ♪でわっ!』


真由は・・・


誰と話してたんだろう???



「まゆっ!!」


放課後、真由の教室に行く。


「あっ、旬クン!!」

こっちに笑いながらやってきた。


「じゃあねっ、真由っ!!・・・っ♪」


???????????



何を話していたんだ??


真由に由美さんが耳打ちをしてる。



「///!!もう!!そんなんじゃないってばぁ!!」


「♪~~purupru~~」


由美さんの携帯がなる。

「あっ、もしもし~~??あっ!!優ぅぅぅ♡何?何?コレからぁ??じゃあ、PARUCOで買い物ねっ」


由美さんは俺に『ジャアねっ、旬クン』って言うと靴箱へと急いでいってしまった。


「真由、これからマック行かね??」

「あっ、ゴメン!!これから用事があるんだぁ・・・」


「ふぅ~ん・・・。男??」


「違うよっ!!安心してっ!!あっ、浮気しちゃ駄目だからっ」

真由は急いで出て行った。


なんだろ・・・

気になった俺はあとをついていく。