―次の日―


「真由~??」


真由のクラスに行くと、真由は男子と話していた。



「あ、旬クン~??」


ユミさん!!


「あ~、あれ、だれっすか??」


そういうと。


『旬クン、真由と別れたの~??あれ、告られたからって。』


ユミさんは、そういうと、優のとこに行ってしまった。





「まゆっ!!」


俺はいつの間にか真由の前に立っていた。


「・・・。何??」


真由は目を合わせてくれない。


もしかして、真由って、モテんの??


「真由ちゃん、俺いこうか??」


男が言う。


「倉貴君、良いよ。アタシも行くし。」


真由は席を立とうとする。


「マユッ!!」



「!!だから・・・何??次、ホームルームなんだけどっ??」


見たこともないくらいに冷たい。


「ちょい、来て??」


腕を掴んだ・・・なのに。



振りほどかれた。



「もう・・・。嫌だ。」

「えっ・・・??」


「倉貴君、行こう・・・」


「真由ってば!!」


「・・・」



「おいっ!!」


ビクッとなる肩。


「来いって。」



真由は何も言わなかった。