「……!?」 裕太達は、真昼の後ろを見てギョッとした。 ……それはもう外国人らしい外国人がいたからなのだけど。 「えっと、こちらがアメリカで一緒にバンドやってたメンバー。」 真昼がリリーを見ると、リリーは笑顔で1歩踏み出した。 「はじめまして、リードギターやってます、リリーです。よろしくねっ」