「で、他のご趣味は?」
真昼がクスリと笑った。
ちょっと、可愛いとか思う。
「あー…家でやってんのはゲームとか?あ、でも音ゲーあるわツライ。」
裕太が諦めたようにそう言うと、いよいよ真昼は吹き出した。
「え、なにそれ…!ゲームやっても音楽なの?」
「しょうがねぇじゃん。つい、だよ。でもちゃんとバトルゲームとかあるからな。」
なんだか納得いかなかったので、裕太は真昼を軽くにらんだ。
「んー、でもそれは…っ、」
真昼は笑いすぎて言葉が続かないようだ。
……まぁ、可愛いから、とか考える裕太もあれだが。
「あーほら、コンビニ!あったよ、」
真昼がパッと顔を上げた。
最近はじわじわと暑くなってきたので、2人はコンビニを探していたのだ。