「朝ごはんいらないからー!!!」 キッチンで食事の支度をしているお母さんにそう叫んだ。 「初日から遅刻なんて信じらんないんだけどぉ、、」 お母さんは、リビングからひょこっと顔だけこちらに覗かせそう言った。 ドアを開け、外へ飛び出し、学校へと走り出した。 今日は、どんな日になるだろう。 一人密かにわくわくしていた。