『んん~…ねむ…』
学校に着き、靴を履き替える。
もうすでに、帰りたい。
だってこれからクッソ長い授業が延々と続くんだよ?!
一言で言うなら、果てしない授業。
『ホンッと、やってらんないよ…』
とか言いつつも、足は教室に向かう。
ーガラッ
『あ~!!伊呂波!!おっはっよー!!!』
ーズダダダダダダッ!ドンっ!
『ぅぐっ!!!』
効果音をつけるなら、まさにそんな感じで、誰かが朝から早々タックルをかましてきた。
て言うか、声で分かる。タックルの犯人は…
『唄…朝からそれはキツいって…』
「あっ、ゴメンゴメン☆や~なんか眠そうだったからさ?目を冷ましてあげないとと思って…」
『結構だから!!てか、今そんなこと絶対思ってないでしょ?!』
「え?バレた?……テヘペロ?」
『ウゼェエエエエエエ!』
タックルの犯人は、私の親友&幼馴染みの松本 唄(マツモト ウタ)。
長い髪の毛をツインテールにして、目はクリクリぱっちり。薄い唇はさくらんぼ色で。
ものっそい可愛い。
なのに…
「えー?ゆ・る・し・て?伊・呂・波チャン♪」
『ハァ…ハイハイ。』
このウザキャラのせいで、きっと超損をしている。
もうちょいおしとやかだったなら、十人十色でウハウハだったろうに…
と思って、哀れみの目を向けてみる。
「なしたの~?そんな可愛い目で見つめても、何も出ないゾ♪」
『いゃ、なんでもない。ただちょっと唄を哀れんでいただけ。』
「えっ (;д;) 」
あ、そういや自己紹介がまだでしたね。
私は、上杉 伊呂波(ウエスギ イロハ)、高校2年生。
長めの前下がりの黒髪を、前髪だけポンパにしている。
学校に着き、靴を履き替える。
もうすでに、帰りたい。
だってこれからクッソ長い授業が延々と続くんだよ?!
一言で言うなら、果てしない授業。
『ホンッと、やってらんないよ…』
とか言いつつも、足は教室に向かう。
ーガラッ
『あ~!!伊呂波!!おっはっよー!!!』
ーズダダダダダダッ!ドンっ!
『ぅぐっ!!!』
効果音をつけるなら、まさにそんな感じで、誰かが朝から早々タックルをかましてきた。
て言うか、声で分かる。タックルの犯人は…
『唄…朝からそれはキツいって…』
「あっ、ゴメンゴメン☆や~なんか眠そうだったからさ?目を冷ましてあげないとと思って…」
『結構だから!!てか、今そんなこと絶対思ってないでしょ?!』
「え?バレた?……テヘペロ?」
『ウゼェエエエエエエ!』
タックルの犯人は、私の親友&幼馴染みの松本 唄(マツモト ウタ)。
長い髪の毛をツインテールにして、目はクリクリぱっちり。薄い唇はさくらんぼ色で。
ものっそい可愛い。
なのに…
「えー?ゆ・る・し・て?伊・呂・波チャン♪」
『ハァ…ハイハイ。』
このウザキャラのせいで、きっと超損をしている。
もうちょいおしとやかだったなら、十人十色でウハウハだったろうに…
と思って、哀れみの目を向けてみる。
「なしたの~?そんな可愛い目で見つめても、何も出ないゾ♪」
『いゃ、なんでもない。ただちょっと唄を哀れんでいただけ。』
「えっ (;д;) 」
あ、そういや自己紹介がまだでしたね。
私は、上杉 伊呂波(ウエスギ イロハ)、高校2年生。
長めの前下がりの黒髪を、前髪だけポンパにしている。