勇也は私と別れてすぐに新しい彼女を作っていた。
今日は理音と一緒に帰った。
「勇也って軽い奴だよね。優歌別れて正解だったね」
「ん~。そうだね」
「なにを落ち込んでるの?まだ勇也のこと好きなの?」
「えっ!別に落ち込んでないけど。てかあんな最低な男のこと好きなわけないじゃん」
「だよね~」
もうあんな奴好きなわけない…

ある日の昼休み空が私の前に来た。
「あいつと別れたんだってな。」
「そうだけど、私に何の用?」
「いや、前お前のこと諦めるって言ったけどやっぱり諦めきれなかったんだ。だからもう一度言う、お前のことが好きだ。だから付き合ってくれ。」
「そんな急に言われても…」
「俺は勇也以上にお前を幸せにする!」
「ちょっと考えさせて」