「友哉もこれで落ち着けるな。」

「何があっても二人を絶対幸せにするから、稜も応援してくれって。」

「うん、もちろん。」

「あと、稜に、お前も頑張れよって伝えろって。」

「へ?」

「なんで? 誰かイイ人いるの?」

「そ、そんなんいねーよ。」

「ふ~ん、ま、いっか。あ、温くんが稜と遊びたがってた。またこの前の公園行きたいって。」

「楽しかったもんな。心優ママ。」

「そうだね、稜パパ。」

「また行こうって言っといて。11月に帰るから。」

「え? 休み取るの?」

「ううん。まだ仮なんだけど、そっち戻れそうなんだ。」

「ほんと?やったぁ。良かったね~!」

「うん。みんなにも伝えといて。」

「うん。」

「じゃあ、お休み。」

「お休み。」