心優の手料理を一緒に食べて、お風呂に入り、同じベッドで眠る。

毎日、それを繰り返すことができたら、どんなに楽しいだろう。

早くそんな日が来てほしいから、心の中で祈る。

今から話すことを、心優が受け入れてくれることを..........



「心優、あのさ.......真由子のこと、少し話してもいい?」

「うん。聞きたい。」

「この前、俺と真由子がどんな関係だったのか、簡単に話したと思うけど、昨日、彼女がいた会社に行って、後輩に知ってることを聞いてきたんだ。」

「そう。どうだった?」

「真由子、離婚したみたいなんだ。」

「..........。」