「いないよ?好きな人はいるけどね」

「俺もいねーからな。好きな奴はいる」

珍しい・・・。
こんなイケメン双子が片思いだなんて・・・


「へえーっ
好きな子、どんな子なの?
私、2人と同じ学校になるし、恋が叶うようにお手伝いしたいな♪」

2人がとてもビックリした顔になった。

「アホか・・・」

「馬鹿だねめぐは・・・」


呆れられてる?え?なんで!?


「ちょちょちょ、教えてよっ」


2人は声を揃えて言った。

「「お前」」