「イケメンで優しくてツンデレでにこにこしてて素直じゃなくて昔と全然変わってなくてアホで馬鹿で女の子褒めるの慣れてて料理上手で頭良くていつも騒がしくて犬みたいで私のこと10年間も好きでいてくれた人!!!!」


2人は悲しい顔をした。

「好きな人・・・居たんだ。
俺らと同じで10年間・・・お前のこと想ってたやつが・・・いたのか・・・」


「べっ別にいいし、お前が誰を好きだって・・・カンケーねーし・・・っ」


え、そんな泣きそうな顔で勘違いされるとこっちに罪悪感が・・・


「ままま待って!!
追加!!勘違い激しい双子!!」


それを聞いた瞬間こちらを睨んでくる。


「「どっち?」」


それ、一番聞かれたくないんですが


「どっちも!!!!!!!
同じくらい好き!」


ほんとに好きなんだ、

欲張りだけど2人が好き。