その旦那の口からは、
美那を心配する言葉なんてものは
全くなかった。


俺は悲しみと苛立ちで
苦しくなるばかりだった。



「母の介護がありました。彼女は皆さんの中でも
一人だ結婚願望があったそうでした。
そして、人を助けられると言う、それで結婚に
至りました。どうでしょう?」


俺は
「愛もないのでしたら別れて下さい。」と言う。


彼は「ありがとうございます」と一言だけ言う。



俺は美那の家に行くと、近くには佑典と佑波がいた。