高校生最後の夏の“プチ旅行”。


(俊秀は私に惚れていたけど、
 同じように私を好きで思いの強い樹乃がいて身を
 引いていた。)


「俊秀がどれだけ美友に恋したか、
知れよ。」


私は純星に何一つ言えなかった。


(海辺で見た樹乃と俊秀の光景。


あれは理由があったらしい。


「このまま卒業するのか、伝えずに。 美友のこと好きなんだろ?」
って俊秀に聞くと俊秀は「俺が好きだと言えば付き合うかもぞ?」って俊秀は言う。


樹乃は「美友への愛は永遠だから、世界中の誰よりも
好きで愛してるし本気。」