次の夜。



俊秀・佑典・私・佑波は
“エンヌ”にいるところで入って来た樹乃。



「仕事で遅くなったんだ。」と樹乃が言っているのに
佑典が「コノミ、コノミさんといたやろ?
知ってるんだ!」という。


「あぁ、アノ娘といたんだ。」というのは、本当かな。


店を出ていく佑典。


「どうなってんだ?」と俊秀が言っても効果なく、
「言えない。」と言われるだけ。


「俺には?」


俊秀に言われたって「駄目だ。」って言う。