「きれいな子だよね、彼女。」と言う。


「うん、佑典が夢中になるのも分かる。」と
樹乃。



誰にでも気が利く。
誰にでも温かい。



そして...橋の上。


「樹乃...ありがとね」


「気をつけて」


「うん...樹乃も」



私は
樹乃に抱きついて口唇へキスをした。