“俺は父として頑張っていく
1999年・夏・純星”という文字の一つ一つ。



樹乃は純星のことを淡々と語りだす。



「純星、1人で悩んでたんだ。」


私が呟くと美那も「頑張ってたんだ。」と言って
泣き出し...


俊秀までもが「俺はアイツの分も生きる。」


全員が純星のために泣いている。



佑波は言葉を見て、泣き「スミホ。会いたい。
会いたい。会いたい。会いたい......」と
顔をくしゃくしゃにして
力が抜けたように、しゃがみ込む。