高校の頃、エンヌに行かない時は...
いつもここへ来て、笑っていた。


「みるか!」


俊秀がテープを入れてくれている。



「泣いてないんだろ。 たまには泣けよ。」


俊秀の温かい言葉にも佑波は


「泣けないの。涙が出てくれなくてさ。」


佑波は...佑波は...
頑張りすぎなんだよ。




「無理しないで。」