「純星だぁ~!!」



携帯をみんなに回し、
それぞれが楽しそうに話してるのを見た。


私へと戻ってきたか。と思えば私に「外に出れる?」
と。


「ちょっと待って~」と外に出る私は
深く息を吸った。



「星、輝いてるよ。久しぶりだろう、星なんて。
佑波、電話でごめん。 ......愛してるぞ。」


それだけだった。


携帯は切れた。