俺は俊秀に「駄目だった」と高校の時に、
俺が“美友を好きだ”と告げて奪いあったことを
思い出した。


俊秀を諦めさせた過去。



「中途半端だ。甘えた子供だ。
 俺も美友も、子供みたいで、大人になれてない。」


そう伝えたら「いいのかよ?」と見るのは俊秀。


「ふられたから」と俺。




ある日だった___...



俊秀は仕事として趣味としてしているバンドが雑誌に
載った。