私は純星の会社へ行って、妊娠したことを言う。


「私は産んでもいいかな、ってね。
 純星は?」


そうすると「今は、どうやろな。何とも言えん。」


と、去る純星がいた。



私は俊秀に言いに行く。



「妊娠しちゃって」


「おめでとう! 式は決まった?」と
俊秀の第一声がそうだった。


「純星とは別れるの。産まないし。」