佑波は帰ろうとし、
佑典は寝込んでしまって


新婦の美那は
旦那の方へ行って


残るものは
俺と美友の2人だ。


きっと、そうだ。
気遣いをしてくれたのでしょう。


俺らは、
居心地が悪くなりながらも
俺の聞きたいことがあった。


今日、出席のない俊秀のことだ。



「俊秀から連絡は来る?」


「いいや。全く。」


なんとなく分かっていたことを
聞いて、
 

そっと頷いて胸を撫でおろした。