その日の夜は…やっぱり眠れなくて… 亮太から届いた二通の手紙を眺めていた。 亮太は、こんな私に… なんでこんなに会いたがるのだろう… メディアに出るには…女の影なんてあったら断然不利になるはずなのでは… しかも…こんなどこにでもいそうな…平凡な私なんて… 余計に不利になりかねない…。 でも… 亮太は…私に会いたいと思ってくれた…。 見に行っても… いいのかな………?