亮太と会い損なった日から…三日後のことだった。




この三日間、私はまた仕事と家の往復…。



こんな平凡な生活に…少し安らぎを感じていたのに…



仕事から帰って、ポストを確認すると…




また一通の手紙…。




この手紙には切手も住所も書かれておらず…
直接このポストに入れたみたいだ。


ただ、私の名前が書いてあるだけ。




見覚えのある癖字…。




差出人は…書いてないけど…




私は分かっていた…。



これを直接このポストに入れた人物を…。






私は急いで部屋に入る…。




靴を乱雑に脱ぎ捨て…


部屋の引き出しにあるハサミを探した。








震える手で切ろうとするから…

紙を噛んでしまって…


なかなか切ることができない…。



『もうっ!!』


苛立ちながらも…封筒の隅を切っていった。