公演は1ヶ月後…
主役はまた亮太だ。
亮太…頑張ってるんだ…。
しかも、今回からスポンサーがついていて…それなりに大きな会社…。
凄いよ…。
益々…亮太には近づけない…。
益々…遠くに感じちゃったよ…。
でも…
益々…会いたくなっちゃった…。
遠くからでも…あの輝いている亮太に会いたくなった。
どうしよう…
亮太を一目でも見たい。
亮太と見つめ会えなくても…
亮太と触れあえなくても…
遠くから…見つめていたい…。
だから…
亮太…私、見に行くよ…!
亮太が…頑張ってるところ…見届けたいから…。
私は、次の日の休憩時間を使って、迷わず前売りチケットを購入した。
チケットを手にしたとき、
1ヶ月後…亮太を見ることができるんだ…。
そう思ったら…
このチケットが宝物のように思えて…
こんな紙切れ一枚でも愛しくなった。