その顔がなんとも言えなく…可愛くて…

私はもう…瞬殺されそうだ…。


落ち着け…落ち着け…


私は心の中で何度も呪文のように唱える…。



『もう…そんなこと言って…新聞とってもらう作戦ですか?そうやって…何軒契約とったの?』

って…私…おばさんみたい…。

『ほんとに違いますよ!俺、電話でドキドキしたの初めてで…マジですから…。』

新聞屋さんは手をブンブン振って必死に否定してる。


『だからね…そんなこと言っても…私とらないし…落ちないですよ!あの…私、一応婚約してる身でして…。そんなこと言われてもグラッときませんし…新聞をやめた理由も結婚のためにやめたんです。』


こんなプライベートなことまで言いたくなかったけど…このまま頑張られてもしようがなかったし…。



だけど…