「え!?山本って、まきたちのクラスに越してきたの!?」


私とまきとカケルくんで食堂にきていた。


「そうだよっ!ホント、最悪だよーしかも、
隣だしさー」


「うん、そうそうドンマイだよね。」


「あーってかさ、なんでカケルくんが
山本のことしってんの?」


「あ、それあたしも思った。」


「え、お前ら知らんかったの?ってまあ、
知るわけないか。」


「もったいぶらず教えなさいよ!」


「うんうん!」


「おっけおっけ。山本は、ハンド部の間では知る人ぞ知る
有名人なんだ。まあ、つまり強豪校でーエースだったんだよ!」


「へぇーそうなんだ。で、ハンド部に入部届は出てないの?」


「いや、それがさ出てないんだよな~。」


「えーもったいない!」


「なんか、越す前の学校で問題があったらしい。」


「その問題ってなに?」


「それがさ・・・・」


「あ、噂をすれば。」



「ん?なに?」


「「いえ、何も?」」


話の途中で、山本がきたから聞けなかった。


でも、なんか気になるな。