「紗理奈!ほれほれ、目の前に。」
「え!あ、松田くんおはよー♪」
「あ、藤田。おはよ。」
「ひゅーひゅー」
「やだっも~やめてよね~。えへ。ふふ。」
「あ、ごめんさすがにこれはきもいわ。」
「ひっど!あ、まき!カケルくんいるよ!」
「あ、ほんとだ。カケル~!」
「おー。まきおはよ。あ、これ借りてたCD!」
「あ、はーい。」
「じゃあ、また後でな。」
「もう、ラブラブやんけー!羨ましすぎぃー」
「はは。まぁ、紗理奈もそろそろ出来るって!!」
あーほんと羨ましすぎだなー。
遠藤茉希。中学からの一番の親友。
んで、さっきのが佐野翔琉。まきの彼。
ハンド部に入ってんだ。
「ほら、紗理奈!そんなぼーっとしてるとぶつかるよ。」
「あ、ごめん。でも、大丈・・・」
どんっ