「クレオ、リルチェッタ、アリカ」

ナプキンを置いてゆっくりと席を立ち上がる来栖。

「お前達は手を出すな。奴らは俺の客人だ…俺が相手をする」

「…か…畏まりました…」

クレオが気圧された様子で返事する。

リルチェッタとアリカにいたっては、声さえ出す事が出来なかった。

それ程の、威圧感。

「さて…」

来栖の口角が上がる。

「どうやって遊んでやろうか…」