「ああ。スマートフォンになるとパソコンと同じようなものだから、信介も買い換える時には気を付けた方がいいぞ。
とんでもない目に遭ったからな」
「なにがあったんだ?」
秋雄は苦々しい顔をし、口を開いた。
「凄いのなんの。ウイルスが勝手に電話を掛けたり、メールを送信したりしたんだ。
俺の個人情報や、アドレス帳に登録された番号、アドレスが不特定多数に漏れちまった……。
会社に呼び出され、物凄く怒られてさ――悪戯電話が何度もあったらしく、突き詰めてみると携帯に入り込んだウイルスの存在に気付いたんだ。
比較的早く気付いて良かったと、携帯会社からは言われたよ。居場所までも筒抜け状態だったらしい……恐ろしいよな」
――それって?
「だ、駄目じゃないか!」
とんでもない目に遭ったからな」
「なにがあったんだ?」
秋雄は苦々しい顔をし、口を開いた。
「凄いのなんの。ウイルスが勝手に電話を掛けたり、メールを送信したりしたんだ。
俺の個人情報や、アドレス帳に登録された番号、アドレスが不特定多数に漏れちまった……。
会社に呼び出され、物凄く怒られてさ――悪戯電話が何度もあったらしく、突き詰めてみると携帯に入り込んだウイルスの存在に気付いたんだ。
比較的早く気付いて良かったと、携帯会社からは言われたよ。居場所までも筒抜け状態だったらしい……恐ろしいよな」
――それって?
「だ、駄目じゃないか!」