俺は大人だ。横目で恋人にしたい女を見つめ、オムライスを食べる。そして気を落ち着ける。


彼女はまだ20代前半の子供だ。金の為に戯れているだけだよな? 一番通っている俺が大切なはずだ。苺にいくら使ったか分からない。


そんなご主人様を蔑ろにするはずがない。そう思い手を上げ、またビールを頼む。


なぜ、他のメイドが来るのだ? ゲーム中とはいえ、ご主人様を放って置くのは許さない。