16歳…冬。

「気持ち悪いとこ無いですか〜?お疲れ様でしたぁ〜!」

高校中退して美容室で働き始めて一年…。
朝は起きるのキツィけど…毎日楽しい♪
優しい彼氏も居てるし、仕事場の先輩らみんな優しいしオモシロイし♪

「礼〜お疲れ〜!」
「美奈サンお疲れ様です〜!」
「礼、今からちょっと時間ある??」
「うん。」
「ぢゃあ、ちょっと付き合い〜」
「了解〜☆」

…どこ行くんやろ…?
まっいっか☆


片付け終了〜
時刻ゎ20:17。

「行こか♪」

そぅ言って美奈サンは礼を自転車の後ろに乗せて駅前のコンビニへ…

「………。」

カゴに缶ビール10本くらぃ容れてレジに向かった美奈サン………。

「美奈サンそんないっぱいビール買って何するん!?礼お酒呑まれへんょ!」
「あ〜コレ♪今日、友達のコらが駅前のスタジオで練習してやるから差し入れしたげよ〜と思って♪」

詳しく聞くと…
美奈サンの友達がバンドしてて、そこに好きな人が居てるらしい…。で、一人で行くの嫌やから「付いてこい」みたぃな………。


スタジオ到着。

緊張〜する〜
めっちゃ人見知るのにィィ〜(>_<)

階段…

…2階…

…3階…
ココか…