花壇の前には誰もいない。


みんなクラス表に必死なんだ


っと思いながら

花壇の横の白いベンチに


座ることにした。




「おい」


ん??何か聞こえた?


周りは誰もいない


気のせいか!!!


「おい」


う、後ろだ!


振り返ると背の高い茶髪の


綺麗な顔をしかめっ面で

こっちを見ている男がいた


「なんですか??」

怖いけど頑張れ私!!


「それに座るな」


男は目で白いベンチを

見ていると言うより

睨みつけながら言った


「私が先に座ったの!!!」

言ったあとに後悔した。

なんで私は意地を張ってるのかと


「だから座るな」


「だから私が!!!」

っとベンチに手をつけた私は

男が座るなと言った理由が

わかった、、、、。



手のひらをゆっくりと

見て見ると



「ぎゃーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




「だから言っただろ」

男はフッとバカにした笑いと

ともに私に言った



「なんでペンキ塗りたてなのよ!」


そう!

ペンキが塗りたてだったのだ!!

「あーもー!!最悪!こんなので

入学式出れないっつーの!!」


みんなにあいつの尻白いぞ!!


とか
笑い転げられる!!!!


しまいにはイジメ!

いやぁぁぁ!それだけは!

なんてことだ!もうこれじゃあ

「おめぇ、うるせえ」

あら声に出てたっ!


もー!!どうしたらいいのよ!

いっそのこと


「あんたのせいよ!!」


こいつのせいにしちゃえ!!!


「責任とりなさい!!!!」



フンッ!

と腕を組み男に告げた。



男は


フッと笑って


「おもしれぇ奴、責任とってやる」















「今日からおめぇは俺のもの」





トキが止まった気がした。



「……はぁあ!?む「拒否権なし」



こうして私の運命が書き始められた