相手がもう死にそうなぐらいまで殴り、もう一発殴ろうとおもい、手を振り上げた瞬間…

「なぁ。もうやめろ。こいつ死にそうだぜ?」

誰かが俺の手をつかんだ。

俺は正気じゃなくて、手をつかんだやつを殴ろうとした。

でも…

ガシッ

…掴まれた。

「なっ!」

「俺は乱蝶だ。お前はいま無意味に喧嘩してるだろ?もっと強くなりたいなら、仲間をつくれ。」

「仲間を…」

「あぁ。仲間がいれば、なににも屈しない強さが手にはいるよ。」

そういって乱蝶は去っていった。