『いいよ。』

目を開けると、
ダイヤが輝くシルバーネックレス。


「これ…!』

『誕生日おめでとう、あき』




嬉しくて嬉しくて。
涙を堪えながら、
ありがとう。と言った。


『どーいたしまして!』


さっ!出発!と、
再び、思い出場所に向かって車を走らせる。





突然のプレゼントに
さっき感じた胸騒ぎの事など忘れてしまっていた。