──『ねぇっお願いっ!ちょっと待って!』







この夜の街は
眠る事を知らない。




明るすぎるネオン街。
道端の若者たち。

道行く女の子たちに
群がるホストのキャッチも
いつもなら
知らん顔してた
はずなのにね。






どうして振り返って
しまったのかな?


─どうして出逢って
しまったのでしょう─