side真緒


朝になって


学校に行く準備をして


部屋をでると 目の前には 本村潤がいた


あたしは なにがあったかわからなくなった




そいて いきなり告白されて…



あたしたち付き合うことになりました






今は 潤と 学校に向かってますっ




潤は なんであたしを選んでくれたんだろ…



考えていると


潤はいきなりあたしの手を握った



いきなり!?



嬉しいけど 恥ずかしい



「どうしたの!?いきなり」



潤がてれながらいった



「手繋いだらだめか! 付き合ってるんだしいいだろ!」




あたしは この言葉にドキッとした




学校の中まで 手を繋いだまま…



みんなからの視線が痛い…



「そろそろ 離してくれる?」



おそるおそるきくと潤は



「なんで? 別に回りにどう見られようと俺には関係ないから」


いや あたしが困るんですけどぉ



潤は 教室に入って席につくまで


手は離してくれなかった



それを見ていた 優奈がそばによってきた







「ねーねー見てたよー 2人はいつからそんな関係に?」








からかい半分であたしたちにきいてきた








潤は 即答





「俺ら今日から付き合うことになったから」







あたしは いきなりでどうすればいいか





分からなくなった





そうすると優奈は








「真緒ずるーい あたしも彼氏ほしいーっ」







「いいでしょー」




なぜかいつも自慢しないのに






自慢してしまう




潤は笑顔であたしを見た





あたしにとって






初めての彼氏だ…




すごくうれしかった




潤を見ていると朝のことを




思い出してしまった




「なに、にやけてんのよー ?」




と、優奈に言われた




あたしは急に顔が赤くなった




「優奈やめてよー」




あたしは焦ってしまった





それを聞いていた潤が言った






「お前何焦ってんだよー!!」





軽く笑われた




あたしは、頬をを膨らませて




「だって…」






「まさか朝のこと思い出してんじゃねーのか?」



「...」



またさらに顔が赤くなってしまった




「図星かよ」




潤が照れながら言った






「え?? 朝に何かあったの?」






優奈は興味深そうにあたしを見つめた




言おうと思ったけど



なぜか 口が回らなかった



でも潤は あたしが言えなかったことを


軽々言った



「俺 朝 真緒にキスした」



「はっ!?」


あたしは思わず声をあげてしまった




優奈は 目をキラキラさせて


あたしにきいてきた



「そうなの?真緒ー」




あたしは



遠慮がちな感じで言った



「うん まぁ…」





潤は あたしの口にキスした





「こんな感じにしたんだ」



潤は調子に乗っている



優奈は



「あついねーお二人さん!」




キスした瞬間教室に


入ってきた将己が




「えっ!?付き合ってんの?」



「うんっ 今日から俺のモノだから 真緒とベタベタすんなよー」



将己がうらやましそうに言った




「俺も早く彼女ほしいなー」




あたしは言った




「なら優奈と将己が付き合っちゃえばいいじゃん!

優奈も彼氏ほしいって言ってるし、ちょうどいいんじゃない?」




優奈と将己は目を合わせた




すると優奈はあわてて



「ないない!こんなやつと誰と付き合うか」


将己は無言のまま…


「えーお似合いなのにー」


あたしは心から 2人がお似合いだと思っている


将己の口が開いた



「俺は付き合ってもいいけどなぁ」



優奈は ビックリして将己をガン見した



「本当に?」



優奈は恐る恐るきいた


すると将己は恥ずかしそうに



「あぁ」



「えっ?優奈と将己って両思いだったの!?」




優奈は恥ずかしそうに




「あたしはずっと好きだった」



将己は 優しく微笑んで



「俺も…」



「カップル達成だね」



優奈は涙を流しながら




「うん!」




将己は


「今日2組みのカップルができたんだから 放課後お祝いしない?」


あたしと優奈は はりきって

「うん!」

と言った



潤は 何も言わなかったけど



嬉しそうにしていた



早く放課後にならないかなぁ…