次の日の朝



俺は 無意識に




あいつの部屋の前にたっていた






あいつが出てきて




「えっ!?」




不思議そうな目で 俺を見る


俺はなにしてるんだ



適当に言い訳をつけとくか




「いや 昨日挨拶にきてくれたし お礼に 朝一緒に行ってやろーかと…」




ごまかすので必死だった



「あっありがとう…」



あいつは 顔を赤くしながら言った




朝からやめろよ…


我慢できなくなるだろ




そんな可愛い顔しやがって…




どうしよう





もう我慢できない


と俺は あいつの唇にキスをした



あいつは 目を丸くして言った



「えっ!?どうしたの!?」





「悪りぃ…お前が可愛くてつい…」




あいつは いきなり 顔が真っ赤になった



思い切って言うことにした




「好き…だ…」





あいつの目から 涙が出てきた




「どうした?」




あいつは 涙を流しながら言った




「いや 嬉しくて…好きな人に 告白させるなんて夢みたいで…」




今の言葉は 現実か?夢か?



俺は 調子に乗って



「付き…合ってくれないか?」




あいつは 嬉しそうに




「はいっ!!喜んで!」