side真緒




あたしは 櫻井真緒(さくらい まお)




今日から 高校生♫




スキップしながら登校していると




誰かとぶつかった





「いったぁーい」




「あぁ 悪い…」



ドキッ! なんなのこの人は





ぶつかった人は 超がつくほどのイケメン





日本で…いや世界でトップ10に入っても





おかしくないぐらいのイケメン








「いえいえ、私もよそ見してて…
ごめんなさいっ」




イケメンさんは スタスタと歩いて行ってしまった






同じ高校の制服…




仲良くなれるといいな…





高校について



クラス表を見ると3組だった






クラスにはいって





席につこうと思ったら




あたしの席の近くが




女子のたまり場になっている






なにがあったんだろ?








中に入って行くと






なんと その中には








さっきぶつかったイケメンさんと







もう1人 イケメンさんがいた









あっ さっきのイケメンさんだ






隣の席だぁ!





そんなことを思っていると






さっきのイケメンさんは




「あっ さっきの…」







すると もう1人のイケメンさんは






「どうしたの?潤の知り合い? 可愛いーじゃん」



潤って言うんだ



かっこいい名前♫





可愛いーって言ってくれた 嬉しい



思い切ってしゃべってみよっと






「こんにちわ さっきはどうも すいませんでしたっ」



イケメンさんは 照れ臭そうに



「あぁ」




「あたし 櫻井真緒!よろしくねっ」




「よろしく…俺は 本村潤(ほんむら じゅん)」



苗字もかっこいい♫




「潤は 相変わらず 冷たいな

俺は 渡来 将己(わたらい しょうき)よろしくね 真緒ちゃん」



「うんっよろしく」



そんなことを話していた





女子の視線がいたいことに気づいた




あたしは 身を小さくして



その場を離れた




1人廊下を歩いていたら



誰かが話しかけてきた




「真緒ーいたいたー 探したよー」




と声をかけてきたのは



神崎優奈(かんざき ゆうな)


中学からの幼なじみ



「あっ 優奈!同じクラスだねーっ」





「うんっ 席も近いし 嬉しいー」



あたしのゆういつの 本音を話せる友達




優奈と話しながら教室にむかった




教室にはいると


ちょうど先生が入ってきた所だった



「HRをはじめるぞ!



今日から 3年間担任をする

大倉だ よろしく


今から入学式だ みんな気合いれていけよ」


あっと言う間に 一日が終わった