中学のとき、私はいじめられてた。
始まりは部活内でのいじめ。
私はテニス部に所属していた。
ある日、いつものように朝練に行ったときのことだった。
「おはよー!」
いつものように部室に行くとみんなに挨拶した。
みんなは、私を見て笑いだしたのだ。
リーダー的存在の村山美優が

「涼介と付き合ってるんだってさー!ウチが狙ってたのに奪われたんだけどぉ」

「うわー!最低、美優が涼介のこと好きって知ってるくせに。」
美優が私の頬を叩いた。

「人の男に手を出すんじゃねーよ、ブスのくせに」

美優は、私に向かってテニスラケットを投げつけて…

「涼介とヤってる所見たんだよね?あんたさー、涼介とヤりたいだけなんじゃないの?」

「…そんなことないし。涼介はウチに告ってきたの!」

「はっ?涼介は、あんたみたいなブスに興味ねーよ。」

「涼介とウチは小学校のときから仲が良かったんだよ!両思いなんだよ!」
美優は、私を蹴った。

「うぜーんだよ」
私は、角に体をぶつけた。

「あんたこれから笑顔でいられなくなるから。」
みんなは、私を見て笑うと部室から出て行った。