「美浦ちゃん!!!」
「美浦!!」
前から誰かが歩いてきました。
「繭ッ」
「何?」
「前の人めちゃめちゃ派手だよね」
「そうね。。。」
二人でヒソヒソと話していましたがよく見てみるとどこかで見た顔でした。
「美浦ちゃん?」
私は咄嗟に走り出しました
「美浦ちゃん!!!」
美浦ちゃんは気付いたようで急いで隣にいた人を連れて逃げ出しました
「待ってよ!!」
もう少しで追い付きそうだったのに男の人に止められたのです
「つ、付いてくるなよこれ以上愛理に近づくと警察を呼ぶぞ」
「なッ」
美浦ちゃんは名前を変えていました
「美浦ちゃん!!!」
繭と私は猛ダッシュをしました
「美浦ちゃん!!!!どうして逃げる??」
「あんた誰よ。アタシは愛理よ変な名前で呼ばないで。この人はアタシの店のお客様よ」
そう言って手を滑らせたのです
「じゃあね」