なぜ1番最初に美浦ちゃんに報告出来なかったのか。
「春。。。」
遼くんが心配してくれていました。
「ありがとう大丈夫だよ遼くん。」
「作り笑いなんかすんなよ。。。泣きたければ声を張り上げて泣けばいいじゃんか。。。どうして無理をするんだよ。。。」
遼くんが泣きそうになっていました
「ごめんなさい遼くん。。。」
「オレはお前の彼氏なんだから頼ってくれよ。。。」
「うんッ。」
私は遼くんの胸元にしがみついて泣きました
涙が枯れるまで。。。
すっかり夕方になっていて空が夕日でオレンジ色に染まっていました。
私達は夕日で染まる空を見ながら唇を重ね合いました
「遼くん。。。」
「なんだ???」
「今日はありがとう」
「あぁ」
二人で空を見上げました。