[……濃硫酸カ]
「はん?んだそれ、のーりゅーさん?うまいのか?」
[……タダノ馬鹿カ。ヤハリ人間ハ殺スニ限ル]
「てめっ、馬鹿っつー奴が馬鹿なんだってえの!この馬……のわッ?!」
若干キレたトルガが反論しようと口を開くも、黒獅子が踏み潰そうと足を出してきた。
避けれたからいいものの、あのままでは確実に死んでいただろう。
「っぶねー……、おい黒獅子!相手してやっから正々堂々かかってこいよ!」
[言ワレズトモ!]
足を踏み出す黒獅子。
それを後方へ跳び避けるトルガはポケットの中を探る。よし、まだあの瓶はある。
「………。」
ふと、トルガは瓶を掴み思考を働かせる。
「(俺はこんな物騒な瓶持ってた覚えねえぞ………。まさかあの鬼畜が忍ばせたのか?でも、いつの間に?)
………って、うおわッ?!」
[余所見ヲスルナッ!!]
喰らおうと大口開けて迫ってくる黒獅子を咄嗟によける。
その際、慌てて飛びのいたため足がふらつき体のバランスが崩れてしまった。
「はん?んだそれ、のーりゅーさん?うまいのか?」
[……タダノ馬鹿カ。ヤハリ人間ハ殺スニ限ル]
「てめっ、馬鹿っつー奴が馬鹿なんだってえの!この馬……のわッ?!」
若干キレたトルガが反論しようと口を開くも、黒獅子が踏み潰そうと足を出してきた。
避けれたからいいものの、あのままでは確実に死んでいただろう。
「っぶねー……、おい黒獅子!相手してやっから正々堂々かかってこいよ!」
[言ワレズトモ!]
足を踏み出す黒獅子。
それを後方へ跳び避けるトルガはポケットの中を探る。よし、まだあの瓶はある。
「………。」
ふと、トルガは瓶を掴み思考を働かせる。
「(俺はこんな物騒な瓶持ってた覚えねえぞ………。まさかあの鬼畜が忍ばせたのか?でも、いつの間に?)
………って、うおわッ?!」
[余所見ヲスルナッ!!]
喰らおうと大口開けて迫ってくる黒獅子を咄嗟によける。
その際、慌てて飛びのいたため足がふらつき体のバランスが崩れてしまった。