私は、お父さんとお母さんと 一緒に君の両親にも子どもの事を伝えた。 君のお母さんは、泣いた。 息子の残した命があったんだから当たり前だよね。 でも、君のお父さんは私に謝った。 1人で育てさせる形になって悪いと謝ってきてくれた。 「ゆうちゃん、ありがとうな。」 おじさんは、弱々しい笑顔を私に見せて静かに言った。 君の笑顔は、おじさんにとっても似ている。