でも今更後悔してる。最低。



優くんと付き合うって決めたのに揺れ動き始めた自分の心にブレーキがかけられないことをあたしはこれから身を持って知ることになる。




そして、それがたとえ優くんとのサヨナラになったとしても、あたしはもう止まらなくなるんだ。




《おはよう。昨日はメールできなくてごめんね(>_<)昨日席決まって今日から新しい席です。新しい席からは海が見えるんだ☆授業中も見るつもりでーす!えへへ(*^^*)》




朝、バスに乗り込んで当たり障りのないメールを優くんに打った。抱きしめたいって言ってくれたことには触れず。