しばらく泣いたあと、引き寄せられるように唇と唇が触れた。


私はその一瞬のことに顔が燃えるように熱くなって、その顔をみた藤谷くんが初めて笑顔を見せてくれた。


その笑顔にまた顔が赤くなった。


そしたら藤谷くんはかわいいと言ってまた私にキスした。