「…千尋。俺…お前のこと傷つけすぎた。……嫉妬してほしかったんだ。だから冷たくした。でも、別れようってメールきたとき後悔した。俺何やってんだろって思った。千尋のことなんも考えないで自分のことしか考えてなかった。………こんなに好きなのに。だから千尋をふるわけない。期待して…。また俺と付き合って…。」


藤谷くんは言いきるとまた私を力強く抱き締めた。