ーーーー会議後
会議が終わったあと前で話してた渚さんに声をかける。
「渚さん!!!」
「お!和!!!どしたー?」
生徒会副会長である渚さんはプリントをまとめながら俺に手をふる。
「茜きてますよ。」
そういうとあーーーそーだ。と呟いて…
「咲哉。いけるか?」
と後ろにいる人に声をかける。
てか咲哉ってもしかして…
「ん?あーーちょっとまって。」
首だけ振り向いた人をみて確信する。
生徒会長の矢島咲哉。この学校で一番頭がよくてカッコいい完璧な会長と噂されてる人。
「渚さんもしかして…」
「んんー?あーうん。こいつ。茜に告白したいやつってのは……ぃでっ。」
「そんな大きな声で言うなっての。」
そういって渚さんの後ろから顔をだしたのは渚さんより少し高い身長の会長。
「ホントのことだろ。」
そういって殴られたところをさする渚さん。ぱっと会長と目が合う。
「あ、俺中田和です。茜の友人の。」
そういってぺこっとお辞儀する。
「和こいつにお辞儀なんていいよ。こいつ完璧とか言われてるみたいだけど実際ちょー性格わるいし……っだ!!!」
そういう渚さんにもう一発拳をおとす会長。そんな光景に苦笑いする。