「…いかないでいいの??」
そういうと中田はまだもうちょっとあるから、とにっと笑った。
それ笑顔にちょっと心臓がぎゅっとしたのは内緒だ。
しばらく話してると会議始めまーすという声が聞こえた。
「行ってくるからちゃんとここで待ってろよ。」
そういって私の手に3個チョコレートを握らせた。
もらったけど俺甘いの苦手だからと笑って会議に向かう中田。
その背中を見送ってもう一度扉にもたれて座る。
「…普通だよね。」
ふとした瞬間昨日の中田の言葉がよみがえる。
『心配なんだよ。お前可愛いんだから。』
あぁもう。と首をぶんぶんふる。
なんなんだホントに。私はなんか最近へんだ。
中田にもらったチョコレートを食べる。
「あま…。」